2017年8月27日日曜日

カイリとカリアマの関係

犬には上下関係があり、強い犬がえらいというシンプルなルールがあります。


たとえばえさを同時にあげても強い犬が一緒だと弱い犬は口の前に持っていっても怖くて食べません。


カリアマは年とったけど、その昔はとっても強い肝っ玉母ちゃんだったと推測できます。

カリアマにえさをあげてるときは、誰も近づいてきません。



ときどきグレードアップしたえさをあげるのですが、たいてい強い犬が全部たいらげてしまうので、最近は1匹1匹 影に隠れて呼びつけ、えさをあげます。


先日カリアマを影に呼びつけ、えさをあげていたら カイリに見つかってしまいました。


しかし カイリも一緒にあっという間に えさをたいらげてしまいました。





驚いたことに カリアマはカイリが一緒に食べても 怒ることをしませんでした。



最後まで一緒に2匹で食べている姿を見て、カイリは実はカリアマの娘さん なのかもしれないと
思ったのです。


左がカイリ で 右が カリアマ です。


美人の母の娘さんも 美人。




2017年8月18日金曜日

NSD 12: カリアマ

カリアマというのはこちらの黒い犬の名前。

目のまわりの白い毛は、皮膚病が完治してあとからはえてきた、きれいな毛。
カリ=黒い
アマ=お母さん

からカリアマ。


カリアマは毎年毎年出産を繰り返し、免疫力が衰えて、ひどい皮膚病になりました。


実はご近所の総勢15匹の野良犬たちの治療と避妊手術のため、野良犬を受け入れてくれる団体に、1週間ほど引き取ってもらいました。(そのお話はおいおいゆっくりと・・・)



その際カリアマも一緒に連れて行ってもらいました。





避妊手術を終えた野良犬たちは元のエリアにもどされましたが、カリアマの病気はなかなか治らず、結局他の犬よりも5ヶ月遅くもどって来ました。

カリアマがもどったとき、私は日本にいたのですが、ドクターたち、ちゃんと元の場所にもどしてくれました。




再びカリアマにいつもの道で再会したとき、「ああ、無事に帰ってきてくれたんだ」 1人と1匹でひしっと抱き合って喜びました。




皮膚もすっかりきれいになって、ドクターには本当に感謝です。
きちんとした治療を受けたら、こんなにもきれいになるんだね。と感動しました。




カリアマも避妊手術を終えたので、もうご隠居さんです。

7-8年くらい続けて出産を毎年していたので、カリアマの体はぼろぼろ。

足も怪我してびっこひいてるし、歯もほとんど残っていません。


今ではやわらかいビスケットしか食べれないんだけど。


カリアマの最近の日々は穏やかです。


穏やかな日々を過ごしてほしいな。







NSD12 
名前: カリアマ
年齢: 8-9歳
性別 雌

特徴: ビスケットを食べるとき、毎回くるっとくびを45度回転させて食べる
     実は子沢山の肝っ玉母ちゃん。ここいらじゃあ結構強いんです。