ネパールの飼い犬

ネパールにも飼い犬はいます。

たとえばこの娘。


お友達のGさんの飼い犬。でもペットではありません。
ガード犬です。

自分の縄張りに入ってくるものはたとえ蛇でも猫でもねずみでも許しません！
みんな飼い犬として飼う場合は外で仕事を与えた状態で飼います。

ペットはいないのです。
ちなみに彼女は伸びると私と同じくらいになります！驚愕！

これ ぼくんだよ！

この前はしっぽをふって後ろをついてきた犬。

近所で見かけて近づいてみると・・・

｢う～～っ！」

と低い声で警戒・・・。

なんでかなとさらに近づいてみると



「これ　ぼくんだよ！」

あ、ドーナッツね。
はい、とりませんよ～

母になること

今日もえさを求めて母犬がやってきました。


『おなかすいた～　なにかたべもの　ないのかな』


母になるのはとても大変。

びびっても


草むらに頭つっこんでも


大切な子供のため食べものを食べないと、見つけないといけないからです。
知らない人でもびびりながらやっとビスケットを食べました

『このひと　わるいひと　じゃ　ないのかな』



このビスケットが豊かなお乳につながればいいなあ。
授乳中、母犬はがりがり。
次の命を育てるのはとても大変なことです。


がんばれよ、ネパールの母犬。

お店のそばで

ネパールの犬たちってどこでもねます。
たとえばお店をしている道路とか。



ここはピーナッツ屋さんの前。
お客さんがいようといまいと関係ない。それに人もぜんぜん気にしてません。


あ、しっぽがふまれそう！

と思ったらのんびり起きてどてどてと歩いていきました。



『あーあ、まだ　ねむいなあ　ばしょかえて　また　ねよう』

あ、どうも 芸もできる野良犬です

朝７時。
近くの寺院におまいりにいく家族を見送りに外にでました。

あちらから野良犬が１匹歩いてきました。



『おはようございまーす。　みなさんおそろいで』
だんだん近づいてきます。



『すみません、　ごかんだんの　ところ。　ちょっとなかまに　はいらせてください』
頭を低くして、結構謙虚な野良犬ですね。
すると・・・・


『あのね　わたし　こんな　芸も　できるんですよ。　うまく　できたら　たべもの　くれる？』

だれが教えたのか、お手の芸です。
お手ができる野良犬って　面白いでしょ！


『芸も　できる　のらいぬです、　はい！』

ヒッピー犬

ネパールの繁華街タメル。

観光客が1番多く訪れ、街は何時にいっても活気と人にあふれています。



ここに1匹の犬が歩いていました。前からみるとなんかヒッピーっぽい。
写真を撮られるのも慣れているのか、あんまりびびらずカメラ目線いただきました。


（田舎の方の犬はカメラを向けるとかなりびびってあっというまにほえたり逃げたりします。）
さすが観光客慣れしてるう。

冬の正しい寝方

ネパールは日中は外のほうが暖かいのですが（家がコンクリートまたはレンガでつくられているので、家のほうが寒いのです。当たり前ですが、暖房はなし！）朝晩はとても冷えます。

冬は犬たちはこうやってまるーくまるーくなって寝るのが常です。

自分のおしりに鼻をくっつけて寝ます。

まるーくまるーくそうしたら少し暖かいんだよね！

赤ちゃんが！

前回の投稿で背中をかゆいかゆいとかいていたフレンドリーガール。
半年ぶりに訪れたネパールで、なんと彼女はお母さんになっていました。

前はステイ先の家の近くにすんでいましたが、今は暖かい場所に移動して姿が見えません。
秋が犬たちの子作りの季節ですが、どうやらその間にお母さんになったよう。

半年ぶりに姿を探しましたがやはり見えません。
しかーし
なんと、なんと彼女の子供に会いました！
お母さんの姿は見えませんでしたが、ネパールの人からあの犬の子供だよと教えてもらいました

寒い朝だったので、ふらふらしながら食べ物を探す子犬。
見た目お母さんにそっくりです。



私が近づくとかなり怖がっていました。
寒さで震えながら食べ物を探す姿は野生のたくましさたっぷりです。
なんとか近くで写真をとりました。

しっかり生きていくんだよ。 （寒さで目やにたっぷりです。目の病気にならないことを祈りつつ）