2014年1月27日月曜日

自由であるということ

ネパールの野良犬たち。

いつも紹介しているのは、愛らしい姿ですが、基本的に飼い主を持たない、自由な世界で生きている彼らには、結構さまざまな困難が待ち受けています。

たとえば、皮膚病、交通事故による怪我、病気(狂犬病)、野生の動物に食べられてしまう(虎)などなど・・・
私が次の年に行くときには、何匹か、この世を去っていて悲しい思いをすることも多いのも事実です。



写真の野良ちゃん。
道の途中で見かけたけど車にひかれたのか、痛々しい足です。

だけど3本の足でしっかりとたくましく生きていました。
子供も産んでました。写真の子が子供です。

3本の足で器用にバランスをとることも覚えて、子供も育てて、たくましい姿に「すごいな~」と感嘆。



自由であるということは、縛るものがなく、自分のペースで生きていくこと。

だけど良いことも悪いことも、すべて自分で引き受けるんだということを野良犬たちは教えてくれます

2014年1月24日金曜日

フェルトの宣伝

フェルト屋さんの前を通っていたら。


なんとフェルト商品台の上で堂々と昼寝をする犬を発見。

お店の人、気づいてないのかなあ....

「フェルトってね、 あったかいんだよ~」
いかにフェルトがあったかいか、宣伝に野良も一役買う!?

別のお店から1時間後でてきたらこの犬まだ同じ場所で寝てました!

2014年1月23日木曜日

鼻をほうきで はかれても

お店の人はほこりがないようにとお店をお掃除中。

 
 犬は犬で、寒いので温かいマットの上でお昼寝中。
犬用のマットではなくて、お客さん用なんだけど・・・。

「あ~マットのうえでねると あったかいな~」

あまりにぐっすり寝ていて、店の人が来たことにも気づかず。

鼻をほうきではかれてました。

「ん?!なに?」
と初めは目を開けてましたが、またスースーと寝てました。

 

日暮れ時 店主とその犬


横顔がどこか似ている・・・。

2014年1月21日火曜日

ちょっとシュールな落書きと野良犬


絵になります。

2014年1月18日土曜日

骨ガム 食べない

いつも通る道で出会う野良犬たち。

犬には縄張りがあるので、大体同じ道を通ると同じ場所に同じ犬がいます。

いつもビスケットをあげるのですが、もっとこの周辺の野良犬の心をつかみたい!ということで、日本から犬用骨型のガムを持参。

これで私も人気者だ!とさっそくあげてみると・・・。

「なあに? これ」クンクン

「なんか かいだことのない におい~」プイッ

「ぼくは ちょっとだけ たべて みようかな・・・」ぺろぺろ

「だめ~ なんか おいしくない」
周辺にいた野良犬たちに配って歩いたものの、一匹たりとも、この骨ガムを口にするものはいませんでした。ガーン。



しつこい私の挑戦に、見るに見かねた1匹の犬が「じゃあ ぼく たべてみようか」と初めて口にしてくれました。

「ぼくの かんがえでは こうやって かむもの なのかなあ」ガジガジ

10秒後・・・「なんか あきちゃった・・・ やっぱり おいしくないな」ぽいっ
結局、食べてくれた野良犬は一匹もおらず・・・。

途方に暮れて、再びビスケットを買いに走る私。

近所の子供が私の挑戦を見ていて、
「あそこの犬なら食べるかもよ!」と連れて行ってくれました。

行ったら立派なおうちで飼っているドーベルマン。
私たちの姿を見て、かなり吠えて今にも襲ってきそう。
かなりストレスたまってる様子。

「これ・・・飼ってる犬だよね。 えさ、あげてもいいのかな」
と子供たちに聞くと
「いいよ いいよ~ 早くあげなよ!」

子供たちに背中を押されて、あげてみると・・・。

2-3回噛んだら飲み込んじゃった・・・。

唖然とする私と子供たち、そして後ろからついてきていた野良犬たち。

獰猛なドーベルマンは、骨ガムを飲み込んだ後、興奮してかなり吠えまくってました。

帰り道、野良犬にビスケットをあげながら、行き場をなくした骨ガムを見つめる私・・・。
(人気者になる計画で、結構もってきてしまいました 泣)

これって犬が好きなもので作ってるんじゃあないのかな。
なんで飼ってる犬は食べてのらちゃんは食べないのかな。
いろんな疑問が心を過ぎていきました・・・。

私の人気者になる計画は失敗に終わりました。

この経験から、
野良犬の好物は
1位 肉または魚の骨(ほんもののやつ)
2位 ビスケット
3位 ビスケット

という調査結果がでました
明日からはビスケットと時々ほんものの骨で頑張ります。

以上。






2014年1月16日木曜日

これは僕の犬だ!

村に行ったとき、至るところに子犬がいて、子犬のそばには小さな子供がいました。

「あ、もっとていねいに あつかってよ~」
「これは誰の犬?」と聞くと

必ず

「僕のだよ!」

と答えが返ってきます。


 

2014年1月13日月曜日

繁殖期

ただいま子犬が産まれる季節と昨日書きましたが、私がネパールに来た頃はちょうど繁殖期でもありました。
 
 
繁殖期の最後のほうですね。
 
繁殖期はこうして雌犬の回りに何匹も雄犬がそばにいて、チャンスをうかがうわけです。
 
雌犬は疲れ気味。
ネパールの野良犬ちゃんたちは避妊をしていないので、自然の流れのまま繁殖します。
 
 
左側の犬はいつも仲良くしてもらっている野良ちゃんですが、このときばかりは雌犬のそばをはなれませんでした。
 
私たちをみても、
「ごめんね~いま たいせつな じきだから ここを はなれられないよ」という目で見るだけ。
 
で、2週間たった今はすでに繁殖期を終え、雄犬たちはいつもの流れに戻りました。
雌犬は今度は妊娠を経て子供を育てる体を作るため、食べ物探しに余念がありません。
 
この季節は犬たちの中にも特別な時間が流れています。

 

2014年1月12日日曜日

子犬の季節

ただいまネパールでは子犬が産まれる季節です。


ネパールの子供たちは、子犬が大好き!
自分の子供みたいにして、かわいがります。

力加減を知らない子供たちに、ときどき、もみくちゃにされてますが、こうしてネパールの子犬たち、たくましく育っていくわけです。