奥の建物は倒壊しています。そして空き地にはベッドのマットとふとん・・その上に寝る野良犬たち。 |
近くのお店の人に聞くと、このあたりでは建物の倒壊被害が大きく、たくさんの方が犠牲になったそうです。
「あのマットはだれが持ってきたの?」とお店の人に聞くと。
「あれは犬たちも寒いだろうと思って、私たちが持ってきたんだよ。」と。
後ろの小さな家もお店の人たちが地震で倒壊した建物の一部を持ってきて、犬のために建てたらしい。
犬をケアする心の優しさ、心の大きさ・・・。
当たり前にするネパールの人たち、すごいな。
この一帯はお店が連なり、お肉屋さんもあります。
お肉屋さんは朝5時に、お肉を切ったあと残った骨や小さな欠片を犬たちに配るらしい。
朝5時にここら一帯の野良犬たちはお肉屋さんに集結し、ご飯をもらうとおのおののエリアにもどるんですって。(み、見たい・・・)
それがこの地域の朝の日課だよとお肉屋さんが笑顔で言います。
地震で辛い経験をして倒壊した建物の中で少しずつ再建の進む街。
こうして犬たちが穏やかな表情で寝る姿を見るとなんだかほっとします。
「おひさまのひかりって あったけーなー」 |
犬たちは地域で育ててる。
犬たちが愛されてる地域を見ると、なんだか私の心までほっこりしました。
犬たちのこのなーんともいえない表情を見ながら、みんな少しずつ毎日を乗り越えていっているんだろうかなと感じる朝でした。
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