2017年11月27日月曜日

通い犬

ネパールの村には、けっこう 通い犬がいます。
(↑通い犬って、私がつけました。そんな言葉、あるのかしら)

通い犬とは、2つおうちがあって、 1個はこの村、もう1個は別の村。

2-3日に1回、1週間に1回、気ままに おうちを行き来 する 気ままな 通い犬がいるのです。

村の犬は首輪をしてないので、 ときどき 冒険にでて、 冒険にでたところの おうちでかわいがられると なついてまた再びもとのおうちにもどってくる という なんともうらやましいお話。


それだけ人間に愛されてるということでしょうか。


たとえばこの子。

体は大きく、人間も犬も大好き。

だれかれ見るととびかかってくるので、 飼い主さんが 「やめなさーい!」と怒鳴ってつれていこうとしますが、意味なし。
飼い主さんは「あいつは 仕事もせず 毎日遊んでばかりいて~」とおかんむりです。


大きな体で私に飛びかかろうとして

こっぴどくしかられました。 「こりゃ!」 「いやーん」(↑ふりだけですよ)

しかし ぜんぜん こりないこの子は、怒った主さんに 今度喜んで飛び掛り、 主さんを倒して そのまま 全速力で 走ってどこかに逃げていきました。(笑)


村の上に移動したら今度は犬同士で全力で遊んでました。

「いやっほーい」

「いえーい」 

「たのしーい~ ゆかい~」

こんなに 犬なつっこく、人なつっこい犬がいるのねえ、と感心していたら、次の年はこの子も通い犬に。

どうも山の下に もう一つ家を見つけて 山の上と 行き来してるらしい。


 愛されるって素晴らしい。

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