2020年4月16日木曜日

ネパール 道の動物たちの今

ネパールは国自体の封鎖を始めて今日で21日が過ぎました。

コロナウィルスを拡大させないための措置で、かなり厳しい封鎖を行っています。
朝、野菜や牛乳など買いにいくことはできますが、そのとき以外はずっと家の中に過ごしています。道を歩いても警察に止められ厳しい罰則を受けることになります。


今の時点ではネパール全土で行っているため、このことにより、道に暮らす動物たちにも影響がでています。

そう、道に暮らす犬たち、猿、そして鳩など。

ネパールでは人間と道に暮らす動物との距離がとても近いのでみんな残ったごはんやお供え物などを動物に備えたりあげたりしています。
その人間が外に出れなくなると困るのはこの動物たち・・・・。
(人間も中にいることは大変だとは思いますが)

みんなで育てていたようなものなので、ご飯をくれる人間が外に出れないとこの動物たちも生きていけません。ということで、動物を支援する団体が特別な許可を持ち、こうして道に生きる生き物にえさをあげています。

KAT Center Facebookより


人間が食べるものと同じもの準備してます。結構良いものを食べさせてくれてる・・・(涙)
写真はKantipurより

いつもは車であふれる通り。今は封鎖でがらんとしています。
写真はKantipurより

おなかをすかせた犬たち。いつもはごはん残しちゃうけど、今は残しません!
写真はKantipurより

こうして命がつながっていく・・・大変な状況でもこうして道の動物を守るために働いてくれている人たちに心から感謝です。
写真はKantipurより


カトマンズには25万頭の野良犬がいると言われています。

それだけでなく、おさるさんやハト、牛も。

更に3週間の封鎖延長を決めたので、しばらくはこうしてご飯をもらうことで命をつないでいくのでしょう。人間も頑張っておりますが、動物たちも頑張っております。

この動物を支えてくれている人たちにも感謝。

動物から見える、ネパールのいまでした。




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