ネパールは野良犬天国
首都であるカトマンズだけでなんと20万頭の犬が暮らしています。
ネパールの犬を見ていたら、なんだかほんわりと幸せな気持ちになります。ありのままの自然の姿。ネパールの野良犬の日々をつづりました
2014年6月11日水曜日
2014年2月27日木曜日
2014年2月22日土曜日
共同子育て
同じ空き地で同じころに子犬を産んだ2匹の母犬。
初めは、自分の子犬にだけお乳をあげてました。(別の子犬が来たら容赦なく噛んでましたので)
しかし日がたつにつれて、生まれた数も多いし、いちいち追い払うのもめんどくさくなったのか、最近は2匹ともがどの子犬にもお乳をあげてます。
お母さんがご飯を食べてるときがチャーンス!
と子犬たち、今度はあっちのお母さんに流れていきます。
結局こうして13匹の子犬をお母さん二人で育ててます。
共同子育て、お母さんの苦労も半分こ、お母さんが二匹いることで、子犬たちの喜びも2倍!
初めは、自分の子犬にだけお乳をあげてました。(別の子犬が来たら容赦なく噛んでましたので)
しかし日がたつにつれて、生まれた数も多いし、いちいち追い払うのもめんどくさくなったのか、最近は2匹ともがどの子犬にもお乳をあげてます。
こちらが1匹目のお母さん。 子犬たち、われ先にと一生懸命飲んでます。 |
奥側がもう1匹のお母さん。 「あ、さきにたべてる~」 |
お母さんがご飯を食べてるときがチャーンス!
と子犬たち、今度はあっちのお母さんに流れていきます。
結局こうして13匹の子犬をお母さん二人で育ててます。
共同子育て、お母さんの苦労も半分こ、お母さんが二匹いることで、子犬たちの喜びも2倍!
2014年2月16日日曜日
子犬が産まれた!
道に迷った子犬。
隣の空き地でお母さんを探してわーんわーんと泣いてました。
かわいそうなので、近くの人に聞きながら、お母さん犬を探しにいくと・・・
いるわいるわ。なんと合計13匹の子犬が産まれてました!
1匹のお母さんではなくて、2匹の母犬が共同で空き地を使用してました。
戻っておうちの人に伝えると、「お母さん犬が大変だから、ご飯を準備しよう!」と毎日残り物を集めてごはんをあげにいってます。
ネパールの人は、子供が生まれたりするとお母さん犬や子犬たちにご飯をあげてサポートします。
野良犬として育っていく厳しい環境なので、この中から何匹が無事に育っていくのかわからないですが、毎朝残りものご飯を持っていっていると少しずつ成長していて、なんだかうれしいです。
隣の空き地でお母さんを探してわーんわーんと泣いてました。
かわいそうなので、近くの人に聞きながら、お母さん犬を探しにいくと・・・
いるわいるわ。なんと合計13匹の子犬が産まれてました!
1匹のお母さんではなくて、2匹の母犬が共同で空き地を使用してました。
戻っておうちの人に伝えると、「お母さん犬が大変だから、ご飯を準備しよう!」と毎日残り物を集めてごはんをあげにいってます。
ネパールの人は、子供が生まれたりするとお母さん犬や子犬たちにご飯をあげてサポートします。
野良犬として育っていく厳しい環境なので、この中から何匹が無事に育っていくのかわからないですが、毎朝残りものご飯を持っていっていると少しずつ成長していて、なんだかうれしいです。
2014年2月14日金曜日
2014年2月11日火曜日
2014年2月9日日曜日
2014年1月27日月曜日
自由であるということ
ネパールの野良犬たち。
いつも紹介しているのは、愛らしい姿ですが、基本的に飼い主を持たない、自由な世界で生きている彼らには、結構さまざまな困難が待ち受けています。
たとえば、皮膚病、交通事故による怪我、病気(狂犬病)、野生の動物に食べられてしまう(虎)などなど・・・
私が次の年に行くときには、何匹か、この世を去っていて悲しい思いをすることも多いのも事実です。
写真の野良ちゃん。
道の途中で見かけたけど車にひかれたのか、痛々しい足です。
だけど3本の足でしっかりとたくましく生きていました。
子供も産んでました。写真の子が子供です。
3本の足で器用にバランスをとることも覚えて、子供も育てて、たくましい姿に「すごいな~」と感嘆。
自由であるということは、縛るものがなく、自分のペースで生きていくこと。
だけど良いことも悪いことも、すべて自分で引き受けるんだということを野良犬たちは教えてくれます
いつも紹介しているのは、愛らしい姿ですが、基本的に飼い主を持たない、自由な世界で生きている彼らには、結構さまざまな困難が待ち受けています。
たとえば、皮膚病、交通事故による怪我、病気(狂犬病)、野生の動物に食べられてしまう(虎)などなど・・・
私が次の年に行くときには、何匹か、この世を去っていて悲しい思いをすることも多いのも事実です。
写真の野良ちゃん。
道の途中で見かけたけど車にひかれたのか、痛々しい足です。
だけど3本の足でしっかりとたくましく生きていました。
子供も産んでました。写真の子が子供です。
3本の足で器用にバランスをとることも覚えて、子供も育てて、たくましい姿に「すごいな~」と感嘆。
自由であるということは、縛るものがなく、自分のペースで生きていくこと。
だけど良いことも悪いことも、すべて自分で引き受けるんだということを野良犬たちは教えてくれます
2014年1月24日金曜日
2014年1月23日木曜日
鼻をほうきで はかれても
2014年1月21日火曜日
2014年1月18日土曜日
骨ガム 食べない
いつも通る道で出会う野良犬たち。
犬には縄張りがあるので、大体同じ道を通ると同じ場所に同じ犬がいます。
いつもビスケットをあげるのですが、もっとこの周辺の野良犬の心をつかみたい!ということで、日本から犬用骨型のガムを持参。
これで私も人気者だ!とさっそくあげてみると・・・。
周辺にいた野良犬たちに配って歩いたものの、一匹たりとも、この骨ガムを口にするものはいませんでした。ガーン。
しつこい私の挑戦に、見るに見かねた1匹の犬が「じゃあ ぼく たべてみようか」と初めて口にしてくれました。
結局、食べてくれた野良犬は一匹もおらず・・・。
途方に暮れて、再びビスケットを買いに走る私。
近所の子供が私の挑戦を見ていて、
「あそこの犬なら食べるかもよ!」と連れて行ってくれました。
行ったら立派なおうちで飼っているドーベルマン。
私たちの姿を見て、かなり吠えて今にも襲ってきそう。
かなりストレスたまってる様子。
「これ・・・飼ってる犬だよね。 えさ、あげてもいいのかな」
と子供たちに聞くと
「いいよ いいよ~ 早くあげなよ!」
子供たちに背中を押されて、あげてみると・・・。
2-3回噛んだら飲み込んじゃった・・・。
唖然とする私と子供たち、そして後ろからついてきていた野良犬たち。
獰猛なドーベルマンは、骨ガムを飲み込んだ後、興奮してかなり吠えまくってました。
帰り道、野良犬にビスケットをあげながら、行き場をなくした骨ガムを見つめる私・・・。
(人気者になる計画で、結構もってきてしまいました 泣)
これって犬が好きなもので作ってるんじゃあないのかな。
なんで飼ってる犬は食べてのらちゃんは食べないのかな。
いろんな疑問が心を過ぎていきました・・・。
私の人気者になる計画は失敗に終わりました。
この経験から、
野良犬の好物は
1位 肉または魚の骨(ほんもののやつ)
2位 ビスケット
3位 ビスケット
という調査結果がでました
明日からはビスケットと時々ほんものの骨で頑張ります。
以上。
犬には縄張りがあるので、大体同じ道を通ると同じ場所に同じ犬がいます。
いつもビスケットをあげるのですが、もっとこの周辺の野良犬の心をつかみたい!ということで、日本から犬用骨型のガムを持参。
これで私も人気者だ!とさっそくあげてみると・・・。
「なあに? これ」クンクン |
「なんか かいだことのない におい~」プイッ |
「ぼくは ちょっとだけ たべて みようかな・・・」ぺろぺろ |
「だめ~ なんか おいしくない」 |
しつこい私の挑戦に、見るに見かねた1匹の犬が「じゃあ ぼく たべてみようか」と初めて口にしてくれました。
「ぼくの かんがえでは こうやって かむもの なのかなあ」ガジガジ |
10秒後・・・「なんか あきちゃった・・・ やっぱり おいしくないな」ぽいっ |
途方に暮れて、再びビスケットを買いに走る私。
近所の子供が私の挑戦を見ていて、
「あそこの犬なら食べるかもよ!」と連れて行ってくれました。
行ったら立派なおうちで飼っているドーベルマン。
私たちの姿を見て、かなり吠えて今にも襲ってきそう。
かなりストレスたまってる様子。
「これ・・・飼ってる犬だよね。 えさ、あげてもいいのかな」
と子供たちに聞くと
「いいよ いいよ~ 早くあげなよ!」
子供たちに背中を押されて、あげてみると・・・。
2-3回噛んだら飲み込んじゃった・・・。
唖然とする私と子供たち、そして後ろからついてきていた野良犬たち。
獰猛なドーベルマンは、骨ガムを飲み込んだ後、興奮してかなり吠えまくってました。
帰り道、野良犬にビスケットをあげながら、行き場をなくした骨ガムを見つめる私・・・。
(人気者になる計画で、結構もってきてしまいました 泣)
これって犬が好きなもので作ってるんじゃあないのかな。
なんで飼ってる犬は食べてのらちゃんは食べないのかな。
いろんな疑問が心を過ぎていきました・・・。
私の人気者になる計画は失敗に終わりました。
この経験から、
野良犬の好物は
1位 肉または魚の骨(ほんもののやつ)
2位 ビスケット
3位 ビスケット
という調査結果がでました
明日からはビスケットと時々ほんものの骨で頑張ります。
以上。
2014年1月16日木曜日
2014年1月13日月曜日
繁殖期
ただいま子犬が産まれる季節と昨日書きましたが、私がネパールに来た頃はちょうど繁殖期でもありました。
繁殖期の最後のほうですね。
繁殖期はこうして雌犬の回りに何匹も雄犬がそばにいて、チャンスをうかがうわけです。
雌犬は疲れ気味。
ネパールの野良犬ちゃんたちは避妊をしていないので、自然の流れのまま繁殖します。
左側の犬はいつも仲良くしてもらっている野良ちゃんですが、このときばかりは雌犬のそばをはなれませんでした。
私たちをみても、
「ごめんね~いま たいせつな じきだから ここを はなれられないよ」という目で見るだけ。
で、2週間たった今はすでに繁殖期を終え、雄犬たちはいつもの流れに戻りました。
雌犬は今度は妊娠を経て子供を育てる体を作るため、食べ物探しに余念がありません。
この季節は犬たちの中にも特別な時間が流れています。
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