ということで、朝から子供たちが空き地に集まり、がやがやと何かをしておりました。
見ると、犬のおうちを作っています。
どこからつれてきたのか、親子の犬を無理やり中に入れて、おうちを作ってます。
母犬、ちょっと迷惑そう(笑)
子供の創造性はすごいです。
このやせ細っているめす犬が母犬です。子供を産んだばかりの母犬は骨がうきでるくらい、やせています。野良犬で子犬を育てるって、本当に大変なのです。後ろに見える小さな影がこの子の子供の犬たち。 |
母はごはんを探しておうちを飛び出しました。こちらが彼女の産んだ2匹の子犬。 |
子供たちはなんだかできあがったおうちに嬉しそう。 |
この時期、母犬はごはんを探すのに忙しいのです。
産んだ子犬も守らないといけないし、乳もあげないといけないし、警戒心は非常に高く気がたってます。
飼い犬ではないので、毎日の食べ物が保障されているわけではないので、必死です。
食べ物をあげたい子供たち・・・。ないから水でね、イメージトレーニング。(笑) 「おーい、ごはんだぞ、おい、お前じっとしてろよ。」 |
あ、白い靴下履いた子犬いますね!そうです。セトモザです。セトモザも子供たちにおうちの中に放り込まれました。逃げようと必死です。 |
実は私はこのおうちから少し離れたところで、逃げ出した母犬にごはんをあげていました。
そうしたら子供たち、なんとセトモザを連れていきなり母犬がごはんを食べてるお皿にほうりなげてきたのです。
自分の子犬ではない犬が空からいきなり降ってきて、しかもごはん食べてる途中だったので、怒った母犬はセトモザをかみ殺す勢いで噛もうとしましたが、間一髪で私がセトモザを拾い上げました。
子供たちは、犬にごはんをあげたかったんだろうけど・・・。(あこがれね)
あと小さいからセトモザもこの母犬の子供だと思ったでしょうね。
私とまわりの大人たちからかなり怒られて、子供たち、一瞬しゅん、となっていました。
いきなり放り出されて、怒られ、噛みつかれそうになったセトモザは、恐怖でプルプル震えていました。
とんだ災難だったね、セトモザさん・・・。
しかし3分後見たら
日向で寝てました。
死にそうな体験したのにね・・・。
人間も見習いたい、この切り替えの早さ・・・・。
こうしてセトモザは人生の酸いも甘いもかみしめながら、すくすく成長しているのです。
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